未成年の飲酒を防ぐためと習慣化させないための家族の対策

今回のリポートの参考として、データ量の多いCDC(アメリカ疾病予防管理センター)及び MHSA(薬物乱用・精神衛生管理庁)の2014年5月10日の報告書をもとに、未成年の飲酒を防ぐためと習慣化させないための家族の対策について検討します。

このサイトでは、12歳から20歳までの男女を対象とし、家族やこれらの対象年齢の子供が自分の子供の友人である場合も含め対策を講じます。

まず精神衛生管理庁の研究データでは、12歳から17歳で飲酒が習慣化した場合、一生に関わる性格への影響と犯罪者になる確率が確実に高まり、特に犯罪では凶悪化、暴力化の傾向が顕著であるということです。

また、思春期・成長期の習慣的飲酒によるうつ病になる確率が高く自傷行為や自殺の割合が最近特に高くなっています。

もうひとつ未成年の飲酒による大きな弊害が、麻薬に対する警戒心の薄れによる使用傾向の高まりです。
最新の調査結果では、飲酒が習慣化した未成年者は酒を飲まない未成年者の16倍も多くの確率で麻薬を使うようになっています。
また、麻薬を使っている未成年と酒の量の因果関係について調査分析すると、摂取するアルコール分量と麻薬を使う頻度には直接的な関連性がないことから、飲酒という一つの逸脱行為に一旦踏み込んでしまうことで、社会的ルールの規範内に留まる必要性を希薄にしているようです。

ここに未成年の飲酒による本当の影響の大きさ、怖さがはっきりと表れています。
つまり、未成年の飲酒は、量が多いから危険とか、多少ならば許されるという健康上や生活上の影響でなく、「飲酒という一つの逸脱行為に一旦踏み込んでしまうことで、社会的ルールの規範内に留まる必要性を希薄にしてしまう」という恐ろしい現実です。

ただし、未成年の飲酒問題のケースでは親にとって一つの救いがあります。

それは、子供の飲酒が始まった場合多くのシグナルがあり、親がその事実を見つけやすいということです。 飲酒の始まった子供たちには次のように日常の行動が変わっていきます。

1.友人が変わる
2.学校の成績が低下する
3.朝起きれなくなり、病気を理由に学校を休むようになる
  MHSAの調査では、飲酒が原因で学校を休む生徒の数が本当に病気が原因で休む生徒の6倍だったこともあります。
4.家の買い置きの薬がすぐになくなる
5、特にスポーツ系では顕著に表れますが、部活やスポーツ競技に参加しなくなる。
6.お金を欲しがるようになる。飲酒量が習慣化したり麻薬に走った時は、誰に頼むにせよ必ず購入費が必要になり、毎日ともなるとかなりのお金を調達しなければならないので、お金に関しては敏感に反応するようになります。

このような行動の変化を見つけた時、親はすぐに行動を開始しなければなりません。

この続きは、次回のアップデートで。

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宮古島をはじめ離島で暮らす人々の将来のために島を活性化し、島民が心豊かに暮らすことの出来る場所にするための活動モデルをプラットフォーム上で構築するのが、ゆうやなうれ宮古島プロジェクトです。

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