離島での未来型エネルギー対策

消エネとかエコロジー、サステイナブル・ライフスタイルというのは、宮古島のような小さな離島でも盛んに使われています。 これらのコンセプトと技術開発は、未来の子供たちのためにぜひとも発展させ、続けることが大切だと思います。

そこで、これらの傾向をトレンドに終わらせないための継続的取組みが必要になります。
それらの検討テーマには、以下のものが含まれます。

1.戸別、事業所別に燃料の消費量や依存比率をどのようにして低減させるかの方法を探す。

2.島内での再生燃料、マイクロ発電を含む電力などのエネルギー・ソースをどのように作り出し、確保し続けるかを検討する。

3.省エネの一番肝心なポイントは遠くから運ばれたもの(つまり、商品価値に輸送コストの大半を占める燃料費を上乗せさせた商品、特に野菜をはじめとする食品)への依存比率を下げ、CO2対策にも大きく貢献する地産品の生産効率を高めるための総合的対策。

4.CO2の排出量削減と燃料の島内消費量削減のために、車両を共同利用できるカーシェアリングを全島規模で普及させる。 宮古島のように車両の駐車・保管ポイントを多額な駐車スペース使用料を支払うことなく新たな駐車スペースを確保できる宮古島は、カーシェアリングのネットワーク作りと利用環境として非常に効果的に運用できるはずです。

このほかにも多くの検討テーマがあるでしょうが、基本は1から3を具体的な結果が出る形で実施することで、次世代へのサステイナブル(持続可能)な離島での未来型エネルギー対策ができあがります。

Miyakojima-Hirara.jpg

危機管理は、誰の指示によってなされるのか?

冷戦時代に危機管理という言葉が使われ始めて以来半世紀以上になりますが、当初は核戦争を想定した地下シェルターの建造など、ややSFがかった話が危機管理として私たちの少年期の心に残っています。

しかし、現在危機管理には国際紛争から、経済崩壊、異常気象、 生態系破壊、食料危機、パンデミックス(感染症の世界的大流行)、地震や津波などの大型災害、近隣諸国からの大気汚染や原発事故による放射能汚染の際の対応など検討すべき危機管理の種類が増えました。

また、以前は 「蓋然(がいぜん)性あるいは可能性が低いことに、どこまで本気で準備をする必要があるのだ」 といわれていましたが、今では危機管理の必要性がより高い現実性へと変わってきています。 危機を予測するパラメーターも、分子となる条件設定の数値が多くなるほど媒介変数値も高くなっています。 つまり、何百年に一度の災害も、その災害の種類が増えると蓋然性の問題であっても当然確立は高くなります。

このような時代に生きる私たちは、咄嗟の出来事に直面した時どのように行動すべきかを常に考えておく必要があります。

2011年の東日本大震災の検証からも、津波が襲ってくると知った時家族や個人がそれぞれどのように行動するかによって生死が大きく分かれる結果になっていました。

また、注目すべきは最近の海外を含めた 「被災地における住民の避難行動は何によってなされたのか?」 という問題です。
政府、行政、コミュティ、町内会、家族、個人の判断など、どのレベルの判断に従って 「避難した」 もしくは 「非難しなかった」 を決定したかを詳しく調べることで、私たちが 「次」 に備えるべき事が何かを考える大切な資料となります。

これらのデータの分析とともに必要な作業は、災害の際にどうして生き延びるかの対応力を子供から大人まで個々にとのような方法で付けさせるかの研究です。
それとともに 「想定を超えた」 に挑戦し、想定範囲を可能な限り大きく広めてそれぞれの可能性についての対策を検討すべきです。

これらの検討に役立つのが、世界各国の赤十字のホームページにある災害対策です。
それぞのの国、地域が過去の色々な被災体験を基に様々な災害への備えと災害時における対応が掲載されていますので、とても参考になります。

宮古島プロジェクトと宮古島キッズネットでは、現在これらの国内外のデータにアクセスしやすく、研究資料を収集しやすいポータルサイトの制作を開始していますので、間もなくそれぞれのプラットフォーム上で公開する予定です。

下の写真はサンフランシスコ市危機管理局の 「災害初期の危機的72時間を生き延びる」 ためのウエブサイトです。 参考にして下さい。
500-SF72.jpg
Photo Courtesy: San Francisco Department of Emergency Management

プロフィール

宮古島プロジェクト

Author:宮古島プロジェクト

宮古島をはじめ離島で暮らす人々の将来のために島を活性化し、島民が心豊かに暮らすことの出来る場所にするための活動モデルをプラットフォーム上で構築するのが、ゆうやなうれ宮古島プロジェクトです。

このブログでは、主に離島の抱える問題に関する世界の参考データや資料を紹介しています。

ゆうやなうれ宮古島プロジェクトはいずれの団体、組織、特定の政治や思想グループにも属さず、影響を受けることの無い完全独立系の活動組織です。

(宮古島プロジェクト 運営管理部)

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR
Copyright © 宮古島プロジェクト