成長期の子どもによる飲酒問題

10歳から20歳にかけての、成長期の子どもによる飲酒問題と取り組んでいる方はすでに読まれたと思いますが、オックスフォード大学出版部が発行する Cerebral Cortex Journal (大脳皮質ジャーナル誌)の2013年1月30日号で、若年層の飲酒と脳への影響についての最新研究報告が掲載されました。 Cerebral Cortex Journal は、①神経メカニズム、②思考プロセス、 ③行動形態などについての研究に関する専門誌です。

宮古島プロジェクトと宮古島プロジェクトの運営する宮古島キッズネットに多く寄せられているのが、「宮古島の人(特に、おじいや父親、そして若い男の人たちや、時には男女学生までも・・・)がお酒をたくさん飲むので、自分の子どもたちも同じようになるのではと、とても心配です。どうしたらいいのでしょうか?」 という問題です。

確かに、宮古島ではお酒が各家庭の居間や台所にたくさん並び、アルコール飲料が日常的に手に届くところにあり、多くの家庭では頻繁に酒盛りがおこなわれています。

子どもの目から見ても、人が集まり賑やかに振る舞い、おじいや父親、兄たちも楽しそうに酒を酌み交わす様子を小さいときから見ていると、「お酒は、そうとう楽しいものらしい!」との思いを持つのも無理からぬことです。 でも子どもたちは、大人が認識しているお酒の社会的弊害や、健康上のネガティブな現実に気づくことが出来ません。

そこで、宮古島キッズネットの 「みんなで考える広場」で 「お酒の問題」 を取り上げました。 ここでは、10歳から18歳の成長過程にある子どもや働く若い人々が、将来お酒の悪い影響を受けないために、お酒と健康に関する子ども向けの知識としてWHOによる成長期でのアルコール被害統計や、世界の研究機関から発表される最新研究結果などをふまえ、子どもの飲酒が精神発達上どのような影響をもたらすのかや、アルコールによる神経機能や伝達メカニズムにおよぼす科学的変化をについて、分かりやすく解説していきます。

お酒による健康被害や人間関係および社会的損失の実態を伝え、成長期の早い段階からはじまる飲酒が、生涯を通じてのアルコール依存症や健康障害、社会問題に繋がる人生とならないようにするための対策を早い時期から始める必要があります。

このコーナーでは専門用語や科学用語をできるだけ使わずに、子どもが日常使う言葉で、分かりやすく説明する編集方法を採用していますので、家族のみなさんも参加し子どもたちと話し合うための参考にしてください。

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Author:宮古島プロジェクト

宮古島をはじめ離島で暮らす人々の将来のために島を活性化し、島民が心豊かに暮らすことの出来る場所にするための活動モデルをプラットフォーム上で構築するのが、ゆうやなうれ宮古島プロジェクトです。

このブログでは、主に離島の抱える問題に関する世界の参考データや資料を紹介しています。

ゆうやなうれ宮古島プロジェクトはいずれの団体、組織、特定の政治や思想グループにも属さず、影響を受けることの無い完全独立系の活動組織です。

(宮古島プロジェクト 運営管理部)

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