お盆にみた、先人の心

宮古島(沖縄のほぼ全域が同じだと思いますが)のお盆は旧暦で行いますので、毎年日にちが変わります。 今年は8月12日が迎え日で、8月14日が送り日でした。
お盆のお供え物のなかに、皿に盛った直径2cm程の小さな餅を数十個と、サトウキビを15cmほどに短く切って数本束ねたものがあります。

2011-8-5-are8-17.jpg

 (島の花屋さんには、お盆が近づくとサトウキビが並べられ、お客さんの希望のサイズにカットしてくれます)

島のご年配の方から教わったのは、これらのお供えは、その家のご先祖のためではなく、お盆のもてなしを受けることの出来ない霊、つまり浮かばれることの無かった霊たちのためであるということです。

私たちの先祖は、そのようにして浮かばれない霊のためにも、「1個ずつ、1本ずつお持ち帰り下さい。」 との優しい心遣いをしていたのです。

島に末永く伝承したい、風習のひとつです。

プロフィール

宮古島プロジェクト

Author:宮古島プロジェクト

宮古島をはじめ離島で暮らす人々の将来のために島を活性化し、島民が心豊かに暮らすことの出来る場所にするための活動モデルをプラットフォーム上で構築するのが、ゆうやなうれ宮古島プロジェクトです。

このブログでは、主に離島の抱える問題に関する世界の参考データや資料を紹介しています。

ゆうやなうれ宮古島プロジェクトはいずれの団体、組織、特定の政治や思想グループにも属さず、影響を受けることの無い完全独立系の活動組織です。

(宮古島プロジェクト 運営管理部)

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR
Copyright © 宮古島プロジェクト