Earth Day (地球の日) 2011
木は黙って切られ、黙って倒れる。
人が空を汚しても、黙ってそこで呼吸する。
私たちは利用するばかりで、この地球に感謝したことがあっただろうか。
ただの一度でも、心を込めて「ありがとう」と言ったことがあっただろうか。
傷つけても、傷つけても、黙って耐えたこの星に、何かを返したことがあっただろうか。
土は草を育て、草は生き物を育てる。
自分のためとか何かのためじゃなく、そこに生きて、そこに朽ち果てる。
そうやって、何年も何百年も何億年も生きてきた・・・・。
これは、ミネハハさんが歌っている「ありがとう地球」という歌詞の一部ですが、大変感銘を受けました。
私たちは、地球をまるで自分のものかのように利用し、破壊し続けてきました。
山を削り、海を埋め立て、多くの動植物を絶滅あるいは、絶滅の危機に陥れてきました。
何億年も続いた自然界のサイクルを壊してきたのは、人間だけです。
そして、その恩恵にあずかりながら、役に立とうともしません。
地球が閉じ込めてくれた化石燃料を掘り出し、空気を汚し、危険と知りつつ手を出した原発はとうとう空気、土、海を放射線で汚染し始めました。
何のために?
私たちが金儲けや、便利さ、贅沢をひたすら追求した結果です。
そしてミネハハさんも歌っているように、利用するだけで、何かを返したことがありません。

4月23日はアース・デイ。
何か少しでも地球に優しいことをしましょう。
例えば、生態系を守るために山、川、海の清掃や植樹をする。
その日は極力、車を利用しないなど。
何でもいいんです。そして地球に「ありがとう」と感謝しましょう。
私は、家中の電気を消して「ありがとう地球」を聴きながら、夜空を見上げて過ごします
人が空を汚しても、黙ってそこで呼吸する。
私たちは利用するばかりで、この地球に感謝したことがあっただろうか。
ただの一度でも、心を込めて「ありがとう」と言ったことがあっただろうか。
傷つけても、傷つけても、黙って耐えたこの星に、何かを返したことがあっただろうか。
土は草を育て、草は生き物を育てる。
自分のためとか何かのためじゃなく、そこに生きて、そこに朽ち果てる。
そうやって、何年も何百年も何億年も生きてきた・・・・。
これは、ミネハハさんが歌っている「ありがとう地球」という歌詞の一部ですが、大変感銘を受けました。
私たちは、地球をまるで自分のものかのように利用し、破壊し続けてきました。
山を削り、海を埋め立て、多くの動植物を絶滅あるいは、絶滅の危機に陥れてきました。
何億年も続いた自然界のサイクルを壊してきたのは、人間だけです。
そして、その恩恵にあずかりながら、役に立とうともしません。
地球が閉じ込めてくれた化石燃料を掘り出し、空気を汚し、危険と知りつつ手を出した原発はとうとう空気、土、海を放射線で汚染し始めました。
何のために?
私たちが金儲けや、便利さ、贅沢をひたすら追求した結果です。
そしてミネハハさんも歌っているように、利用するだけで、何かを返したことがありません。

4月23日はアース・デイ。
何か少しでも地球に優しいことをしましょう。
例えば、生態系を守るために山、川、海の清掃や植樹をする。
その日は極力、車を利用しないなど。
何でもいいんです。そして地球に「ありがとう」と感謝しましょう。
私は、家中の電気を消して「ありがとう地球」を聴きながら、夜空を見上げて過ごします
オアフ島 サンデービーチ (Sandy Beach) で見たもの。
海洋ゴミ国際会議の5日目、スケジュールの合間にぜひ行きたいところがありドライブ中、地元の人に人気のあるサンディビーチに立ち寄りました。
若者たちが、サーフィンやブギーボードと呼ばれる短いボードで波乗りを楽しんでいるビーチを通り過ぎると、いかにも溶岩と思われる黒い岩肌が波に洗われている所に小さな砂浜があり、そこで車を停めました。
「さすがハワイ、ビーチにはゴミひとつ落ちていない」、などと感心しながら、足もとの白い砂を手に取ります。 「宮古島の砂よりはかなり粗い砂だな~」などと思いながら良く見ると、その砂に混じって、青、赤、白の宮古島でも見慣れた小さな破片があります。 「プラスチックだ!」

おどろいて砂を良く見ると、たくさんあります。わずか10分間くらいの間に、紙コップ2個以上のプラスチックや、ローカルゴミといわれるガラス瓶のかけらが集まりました。

おもわず、「サンディビーチよ、おまえもか!」と叫んでしまいそうな状況です。
世界中の海岸が、同じような状態になっているのでしょうか?
若者たちが、サーフィンやブギーボードと呼ばれる短いボードで波乗りを楽しんでいるビーチを通り過ぎると、いかにも溶岩と思われる黒い岩肌が波に洗われている所に小さな砂浜があり、そこで車を停めました。
「さすがハワイ、ビーチにはゴミひとつ落ちていない」、などと感心しながら、足もとの白い砂を手に取ります。 「宮古島の砂よりはかなり粗い砂だな~」などと思いながら良く見ると、その砂に混じって、青、赤、白の宮古島でも見慣れた小さな破片があります。 「プラスチックだ!」

おどろいて砂を良く見ると、たくさんあります。わずか10分間くらいの間に、紙コップ2個以上のプラスチックや、ローカルゴミといわれるガラス瓶のかけらが集まりました。

おもわず、「サンディビーチよ、おまえもか!」と叫んでしまいそうな状況です。
世界中の海岸が、同じような状態になっているのでしょうか?
第5回海洋ゴミ国際会議に出席して
皆様は、宮古島の狩俣北海岸から保良付近の海岸までの漂着ゴミの多さにお気づきでしょうか。漂着ゴミは景観が悪くなるばかりでなく、島の生態系にも悪影響を及ぼし、処理するための負担など多くの問題を抱えています。 ゴミの多くは海外のもので、いくら清掃しても後から後からまた流れ着きます。
そこでゴミの出所を断たなければ解決の糸口も見えてこないと思い、国際的に訴えてゴミの減量化に繋がる活動が出来ないものかと考えました。 また、離島での処理能力を上げていくために国際的レベルでの専門的研究を行う提案をする必要性を強く感じました。
この問題解決のために独自の調査をし、NOAA(アメリカ国立海洋大気圏局)に報告をしたところ、「第5回海洋ゴミ国際会議」に出席する機会を得ることが出来たのです。

3月20日より25日までの5日間、ハワイのホノルルで開催された国際会議は、国連の環境計画(UNEP)とNOAA(アメリカ国立海洋大気圏局)による共同主催で行われたもので、今回は世界の38カ国から440人の学者・研究者や調査機関、教育活動を行うNPO組織の代表らが出席しました。
国際会議の期間中、私たち(ゆうやなうれ宮古島プロジェクト)はポスタープレゼンテーションを行なうとともに、宮古島プロジェクトの活動宣言とスピーチを国連の環境計画事務局長、NOAAを代表する国務次官をはじめ、全参加者の前で行なってきました。
また最終日の共同宣言では、その内容に宮古島プロジェクトが提唱している「世界の離島や小さな島々における独自の解決策の必要性」を文言に織り込んでもらい、採択されたことで国際会議に参加する目的をほぼ達成しました。
国連やNOAAの責任者をはじめ、世界から参加した多くの学者、研究者、活動家の皆さんと直接情報交換ができたことも大きな収穫です。
海洋生物学者で、海洋環境保護活動をおこなっているジャン・ミッシェル・クストーさん(海洋冒険家、ジャック・クストー氏の息子)、世界の海洋ゴミの調査・研究では高く評価されているアルガリータ海洋研究財団のチャールズ・ムアー所長とも話をする機会が得られました。
さらにハワイ出身で世界的に有名なシンガーソングライター、ジャック・ジョンソンさん(ハワイの海洋環境を守るための子どもたちの教育プログラムに20億円以上を寄付しています。)も今回の国際会議に出席し、積極的に支援を行なっていました。
今回の国際会議に出席して改めて感じたことは、海洋ゴミの問題は例外地域の全く無い世界共通の問題であり、今後諸外国の経済発達とともにより深刻になるということ、特にプラスチックをはじめ、自然にもどることのない廃棄物が海に流れ出す量を減少させるために世界が結束すると同時に、漂着ゴミの処理能力を高めるための技術開発を急ぐ必要があるということです。
さて皆様、未来の子ども達のためにも美しい海岸を取り戻すために今私たちが出来ること、それは自ら考え、そして行動することです。 世界とのネットワークにより、ゴミ問題の解決策を探りつつ、自分たちの島は自分達で守っていくのだという強い意志が必要だと感じます。
「名も知らぬ遠き島より・・・」の椰子の実の歌でもしられるように、昔もゴミは流れ着いていましたが、それは流木などの自然のものでやがては分解され自然に還っていくものでした。現在、流れ着くゴミ(ペットボトル・プラスチック製品、発泡スチロール、漁業用の浮き、網やロープ、医療廃棄物等)の他に島内で捨てられる大量のゴミ、その内容を調査するにつれ、使い捨ての消費社会にどっぷり浸かった私たちの日々の暮らしが見えてきます。 今一度一人ひとりが、それぞれの暮らしを見直してみる必要があると思うのです。 この時代をより良く生きるために・・・。
最後に、宮古島の多くのボランティアの皆様が調査に協力してくださったことが、このように国際会議での発表に繋がりました。 改めて御礼申し上げます。
また今回の国際会議の期間中、実に多くの参加者から東日本大震災で被災された皆様に対する お見舞いと復興への励ましの言葉を頂きましたことも付け加えさせて頂きます。
国際会議の内容はこちらでもご覧いただけます。
そこでゴミの出所を断たなければ解決の糸口も見えてこないと思い、国際的に訴えてゴミの減量化に繋がる活動が出来ないものかと考えました。 また、離島での処理能力を上げていくために国際的レベルでの専門的研究を行う提案をする必要性を強く感じました。
この問題解決のために独自の調査をし、NOAA(アメリカ国立海洋大気圏局)に報告をしたところ、「第5回海洋ゴミ国際会議」に出席する機会を得ることが出来たのです。

3月20日より25日までの5日間、ハワイのホノルルで開催された国際会議は、国連の環境計画(UNEP)とNOAA(アメリカ国立海洋大気圏局)による共同主催で行われたもので、今回は世界の38カ国から440人の学者・研究者や調査機関、教育活動を行うNPO組織の代表らが出席しました。
国際会議の期間中、私たち(ゆうやなうれ宮古島プロジェクト)はポスタープレゼンテーションを行なうとともに、宮古島プロジェクトの活動宣言とスピーチを国連の環境計画事務局長、NOAAを代表する国務次官をはじめ、全参加者の前で行なってきました。
また最終日の共同宣言では、その内容に宮古島プロジェクトが提唱している「世界の離島や小さな島々における独自の解決策の必要性」を文言に織り込んでもらい、採択されたことで国際会議に参加する目的をほぼ達成しました。
国連やNOAAの責任者をはじめ、世界から参加した多くの学者、研究者、活動家の皆さんと直接情報交換ができたことも大きな収穫です。
海洋生物学者で、海洋環境保護活動をおこなっているジャン・ミッシェル・クストーさん(海洋冒険家、ジャック・クストー氏の息子)、世界の海洋ゴミの調査・研究では高く評価されているアルガリータ海洋研究財団のチャールズ・ムアー所長とも話をする機会が得られました。
さらにハワイ出身で世界的に有名なシンガーソングライター、ジャック・ジョンソンさん(ハワイの海洋環境を守るための子どもたちの教育プログラムに20億円以上を寄付しています。)も今回の国際会議に出席し、積極的に支援を行なっていました。
今回の国際会議に出席して改めて感じたことは、海洋ゴミの問題は例外地域の全く無い世界共通の問題であり、今後諸外国の経済発達とともにより深刻になるということ、特にプラスチックをはじめ、自然にもどることのない廃棄物が海に流れ出す量を減少させるために世界が結束すると同時に、漂着ゴミの処理能力を高めるための技術開発を急ぐ必要があるということです。
さて皆様、未来の子ども達のためにも美しい海岸を取り戻すために今私たちが出来ること、それは自ら考え、そして行動することです。 世界とのネットワークにより、ゴミ問題の解決策を探りつつ、自分たちの島は自分達で守っていくのだという強い意志が必要だと感じます。
「名も知らぬ遠き島より・・・」の椰子の実の歌でもしられるように、昔もゴミは流れ着いていましたが、それは流木などの自然のものでやがては分解され自然に還っていくものでした。現在、流れ着くゴミ(ペットボトル・プラスチック製品、発泡スチロール、漁業用の浮き、網やロープ、医療廃棄物等)の他に島内で捨てられる大量のゴミ、その内容を調査するにつれ、使い捨ての消費社会にどっぷり浸かった私たちの日々の暮らしが見えてきます。 今一度一人ひとりが、それぞれの暮らしを見直してみる必要があると思うのです。 この時代をより良く生きるために・・・。
最後に、宮古島の多くのボランティアの皆様が調査に協力してくださったことが、このように国際会議での発表に繋がりました。 改めて御礼申し上げます。
また今回の国際会議の期間中、実に多くの参加者から東日本大震災で被災された皆様に対する お見舞いと復興への励ましの言葉を頂きましたことも付け加えさせて頂きます。
国際会議の内容はこちらでもご覧いただけます。